トップ >服装マナーガイド >表彰式服装マナー(男性編)

表彰式服装マナー(男性編)

はじめに

表彰状授与

社内の表彰式や、お子様に関わる表彰式。「何を着ていったら良いのだろう」
と思われる男性も多いのではないでしょうか。特に初めての場合は、戸惑ってしまいますよね。そこで今回は、表彰式のコーディネートをご紹介します。おめでたい行事だからこそ、しっかりとした服装で出席したいもの。ぜひ参考にしてみてください。

表彰式に厳密なマナーはないが…

スーツ

結婚式では、革靴やチーフの折り方など細かなルールがありますよね。
一方で表彰式に、厳密なマナーはありません。かと言って、Tシャツにデニムなど、カジュアルな装いで出席するのは避けましょう。特に、ホテル等かしこまった場で行われる表彰式は、フォーマル感のある服装がおすすめです。イメージとしては、日本アカデミー賞の授賞式で男性が着ているコーディネートが挙げられます。

正装ならタキシード、少し軽めですとブラックスーツや、ダーク系カラーのスーツが一般的です。また、表彰式では、写真を撮ることも多いでしょう。
記念写真でビシっと格好良く写るためにも、ジャケットを羽織り、ドレッシーな装いで出席してみてはいかがでしょうか。

表彰式の定番服装マナー

ジャケット

・ジャケット
春夏問わず、ジャケットは必ず羽織りましょう。このアイテムだけで、フォーマルな印象が高まります。おすすめは、黒やネイビーなどのダークカラー。体も引き締まって見え、写真映えも良いです。

・シャツ
襟付きシャツがおすすめです。ややカジュアルな場であれば、薄い柄の入ったシャツも良いですね。華やかな印象になります。

・ネクタイ
結婚式と違い、着けなくとも可と言われています。他のアイテムの色と、あえて被らないようにして、パステルカラーを持ってくるのもおすすめ。

・ベルト
革製でシンプルなものがおすすめです。華美な装飾がないからこそ、よりエレガントな装いになります。

・靴
黒や茶色の靴を履きましょう。合皮やエナメル製のものでも良いとされています。ベルトと色を合わせることで、コーデ全体にまとまりが出るためおすすめです。なお、靴の先端が尖ったものはあまり好まれない、と言われることも。サンダルやスニーカーはNGですのでご注意下さい。

+αの着こなしポイント

・ポケットチーフを挿す
ジャケットの胸ポケットに、チーフを挿すと、華やかな印象になります。フォーマルな印象がある会場の場合は、挿してドレッシーな装いにしてみてはいかがでしょうか。折り方は、TVフォールドやスリーピークスがおすすめ。ややカジュアルな空間では、差し色のネクタイと色を合わせるのも良いですね。

・スラックスの折り目はしっかりと
センタークリース(中央の折り目)がしっかりと入ったスラックスを着用しましょう。
クリースがないと、カジュアルな印象になってしまいがちです。一方で、クリースがあると立体的なシルエットになり、脚を長く見せてくれる効果も。表彰式前には、クリーニングに出したり、自宅でアイロンをかけたりして、クリースをつけるようにしてみてください。

・ジャストまたは少しタイトなサイズのものを選ぶ
ゆったりサイズのスーツでは、カジュアルな印象になってしまうこともあります。そのため、おすすめしたいのがジャストまたは、タイトなシルエットのスーツ。スマートな印象が高まり、表彰式の雰囲気にもぴったりです。

まとめ

今回は表彰式の服装についてご紹介しました。ルールはなくとも、記念となる式典のため、フォーマルな装いがおすすめです。式直前に慌てなくとも良いよう、一着は用意しておくのも良いですね。

服装マナーガイド