結婚式に向けてタキシードやモーニングコートの手配が進むと、次に迷うのが靴です。「この機会に良い革靴を買おうか」「でも、式のあとに履く機会はあるだろうか」と、レンタルと購入のあいだで悩む方は多いのではないでしょうか。
結論からいえば、結婚式の靴をレンタルにするか購入にするかは、式のあとに履く回数で決めるのがおすすめです。タキシード用のエナメルシューズのように普段使わない靴ならレンタル、冠婚葬祭やビジネスでも履ける黒の革靴なら購入も選択肢になります。
この記事では、結婚式の靴をレンタルと購入のどちらにするかの考え方と、レンタルを選ぶメリット、選ぶときの注意点を、新郎の靴選びを中心に解説します。
1.結婚式の靴はレンタルか購入か?式後に履く回数で考える

タキシードに合わせる靴を持っていない場合は、靴もレンタルで用意することをおすすめします。とくに、タキシードに合わせるエナメルシューズは、日常生活ではほとんど履く機会がありません。「結婚式で履くだけ」と決まっているなら、レンタルのほうが合理的です。
一方、式のあともビジネスや冠婚葬祭で履くのであれば、この機会に購入するのもよいでしょう。結婚式は門出を祝う日でもあります。上質な一足やオーダーメイドの靴を履けば、いっそう気持ちが引き締まるものです。とくに、内羽根式の黒のストレートチップであれば、式のあとも冠婚葬祭やビジネスで履けるので、毎回レンタルするより割安になることもあります。
| こんな人は | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| タキシードで結婚式に出る新郎 | レンタル | エナメルシューズは普段履く機会がほとんどない |
| 式のあとも黒の革靴をよく履く人 | 購入 | 冠婚葬祭やビジネスで繰り返し使える |
| 手持ちの靴が古くなっている人 | レンタル | 手入れされた状態の良い靴を履ける |
| サイズ選びに不安がある人 | レンタル(試着あり) | 衣装と一緒に試し履きできる |
迷ったら、「式のあとに、その靴を年に何回履くか」を考えてみましょう。ほとんど履かないなら、レンタルで十分です。
2.結婚式の靴をレンタルするメリット

手入れの行き届いた靴を履ける
レンタルなら、手入れの行き届いた靴を履くことができます。結婚式当日は、きちんと手入れされた衣装を着るのに、靴だけが履きつぶされていたり、磨かれていなかったりすると、装い全体の印象が大きく変わってしまいます。「履き慣れているから」と、普段ビジネスで履いている靴を合わせるのはおすすめしません。
レンタルの靴は新品ではありませんが、貸し出しのたびに手入れと保管がされています。そのため、状態の良い靴で当日を迎えられるのです。「おしゃれは足元から」という言葉があるように、晴れの日だからこそ、足元まで整えておきたいものです。
衣装に合った靴を手軽にそろえられる
タキシードにはエナメル、モーニングコートには黒のストレートチップと、結婚式の靴は衣装によってふさわしいものが違います。レンタルなら、衣装に合わせた靴を、その都度買いそろえずに用意できます。タキシードそのものの特徴や選び方は、タキシードの基本スタイルと選び方の記事もあわせてご覧ください。
衣装と一緒に試し履きできる
衣装と靴をまとめてレンタルすれば、試着のときに一緒に履いて、パンツの裾丈と靴のバランスまで確かめられます。当日初めて靴を履いて、きつくて歩けない、という失敗も防げます。
タキシードレンタルドットコムでは、タキシードにはエナメルシューズ、モーニングコートにはヒールアップシューズをオプションでレンタルできます。衣装と一緒に自宅で無料試着ができます。(2026年10月時点。最新の条件は商品ページでご確認ください)
3.レンタルで結婚式の靴を選ぶときの注意点

レンタルで失敗しないためには、まずサイズを確認しましょう。普段の靴のサイズ表記だけで決めず、試着ができる場合は必ず試し履きをしておくと安心です。
次に、衣装に合った靴かどうかを確認します。モーニングコートにエナメルの靴は合わせないなど、衣装ごとの基本は押さえておきましょう。衣装別の靴の選び方は、結婚式の靴マナーの記事で詳しく解説しています。
レンタルの靴は、衣装のセットに含まれないことが多いので注意しましょう。注文するときに、靴がセットに入っているか、オプションで追加するのかを必ず確認してください。
新郎・父親・ゲストの立場ごとの靴の選び方は、結婚式の靴レンタルガイドの記事で紹介しています。
4.まとめ

結婚式の靴をレンタルにするか購入にするかは、式のあとにその靴を履く回数で決めるのがおすすめです。エナメルシューズのように普段履かない靴はレンタル、冠婚葬祭やビジネスでも履く黒の革靴なら購入も選択肢になります。
レンタルなら、手入れの行き届いた靴を履けて、衣装に合った靴を手軽にそろえられ、衣装と一緒に試し履きもできます。履く頻度をふまえて、自分に合った方法を選びましょう。
執筆者
大谷真司 イデアス株式会社代表取締役。
タキシードレンタルドットコムの最高責任者。
大阪市淀川区にて40年以上にわたり礼服の製造・開発に取り組んできた実績を受け継ぐ企業。
すべての縫製工程は日本国内で行われており、車椅子用のユニバーサルデザインモーニングコートや脚長効果のあるヒールアップシューズのレンタルサービスも展開。
結婚式や各種式典で使用されるフォーマルな衣装を、品質に強いこだわりを持ち提供。
1990年 大阪の総合結婚式場において洋装部の責任者としてキャリアを開始。
1995年 全日本冠婚葬祭互助協会の2級冠婚士資格を取得。
1996年 法人向け貸衣装部の責任者に就任。
2006年 独立。宅配レンタル専門の「タキシードレンタルドットコム」を創業。
2016年 日本フォーマル協会のフォーマルスペシャリストゴールドライセンスを取得。


















